発達障害である「ADHD」に大人になってから悩む人が増えている
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大人になってからADHDに悩む人が増えているようです。
最近では研究が進み、ADHDの診断もわかりやすくなってきました。昔はADHD自体が認知されておらず、言葉自体全く聞かないものでした。しかし、最近では芸能人がマスメディアで発表したり、ネットの普及により浸透してきたと思います。
ADHDとは?
出典:https://www.flickr.com/photos/
注意欠陥・多動性障害のことです。脳の発達障害とされています。子ども特有のものだと言われていましたが、そうではないことがわかっています。子どものときはADHDの症状が顕著に出るので、判明することが多いです。
しかし、子どものときにADHDとわからず、大人になってからその症状に悩む人が増えているそうです。突然なるものではないので、子どものころから症状はあったが自覚がなかったということです。症状にも重度軽度がありますから、安易に判断できない場合もあります。
ADHDの症状(子ども)
子どものときですと、
・授業中に立ち歩いてしまう
・人の話を聞くことができない
・言葉を間違えて覚える
・過度なおしゃべり
・順番が待てない
・作業途中などでも他の人の邪魔をしてしまう
・物をなくすことが非常に多い
などがあります。注意力の欠如・多動性・衝動性からくるものが多いです。落ち着きがなく、待つことができないなど普通の子どもなら誰にでもありそうな症状ですよね。
ADHDの症状(大人)
子どものときは親の助けなどがあり、そこまで本人は大変な思いをしていなくとも大人になると自分自身に責任かかかってくるため、苦悩する人が増えるんです。大人になってからの症状としては
・落ち着きがない(貧乏ゆすりなど)
・相手の話を聞く前に話し出す
・仕事などで不注意による小さなミスが多い
・時間管理ができない
・片付けができない
・物をなくすことが多い
などです。自分では頑張っていても、どうしてもうまくいかないことが多く悩んでしまうようです。注意しているつもりなのに、ミスをしてしまい精神的に追い詰められてしまうケースもあります。
治療
出典:https://www.flickr.com/photos/
ADHDですが、簡単に素人が判断できるものではありません。上記の症状で悩んでいる場合は、専門医に相談することが大切です。治療は心理的な管理によるものや薬物治療があります。
これも症状などを見て、専門医が判断します。自分の環境改善や方法改善により、苦しんでいる状況を打破できるという成果もでています。
ADHDには成功者も多い
興味のあることには異常な集中力を発揮したり、個性的な考えを持っている人が多いです。俳優のトム・クルーズもADHDだとおっしゃっていましたね。
他より長けている能力がある場合は、それを活かすことで天才的な才能を発揮するんです。自分自身で受け止め、周囲の支えや理解があれば、日常生活にも支障はでません。
まだまだADHDについて知らない人が多いのも現状です。子どもでも大人でも周りの助けや協力は悩んでいる本人にとって大きな励みとなるのです。
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