旅行中は食べても太りにくい!?心理が影響していた!
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旅行中、いつもよりたくさん食べすぎてしまい、「こんなに食べていたら太る……!」と青ざめたことはありませんか?でも、実は心配する必要はないのです。旅行中は食べても太りにくくなっているもの。
普段より食べていても、いつもより太らない状態になっているのです。これはどうしてなのでしょうか。旅行中に太らない理由を見てみることにしましょう。
1-① 興奮状態が決め手!交感神経の働きが盛んに
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人間の自律神経には二つの種類があります。それは、交感神経と副交感神経。これらは、人間の心の動きによって、どちらが働くかが変わってくるのです。興奮状態にあるときは基本的に交感神経が働きます。逆に、リラックスしている時は副交感神経です。
例えば怒っているときなどは、完全に興奮状態ですよね。この場合には自律神経の働きが盛んですが、副交感神経の働きは抑制されている状態になるんですよ。
それでは、旅行中は……?
旅行中は、新鮮な驚きや、普段とは違う場所に来ている楽しさから興奮状態にあります。つまり、交感神経は働いているけれど、副交感神経は抑制されている状態です。これが、食べても太りにくい身体を作る大きな原因となっているのです。
1-② 交感神経が働くと?太りにくい身体に!
旅行中は、交感神経が働いていることが分かりました。それでは、これが太りにくい身体を作るというのはどういうことなのでしょうか。神経の働きは、ホルモンの分泌とも大きくかかわりがあります。
ところで、太る仕組みがどのようになっているのかはご存知ですか?食事によって血糖値が上がると、インスリンが働いて血液の中の余分な糖分を脂肪に変えて蓄えます。これが太る原因。つまり、血糖値が上がってインスリンが働きだすのが太る理由なのです。
話を戻しますが、交感神経が盛んに働いている時はインスリンは抑制される傾向があります。交感神経が働いていると、血糖値が上がっても、脂肪に変えて蓄えるのではなくエネルギー源として消費される傾向があるのです。
つまり、旅行中は交感神経が働いているためインスリンの働きが抑制され、血糖値が上がっても脂肪として蓄えられる量が少ないので、太りにくい身体になっている、ということなのです!
2 移動や観光でたくさん動くため、消化が早い側面もある
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食べても太らないのは、単純に運動をしているからかもしれません。旅行中、自分では気づいていないかもしれませんが、運動量は普段よりも多くなっています。移動や観光で歩いた量を考えると、普段、デスクワークをしている方や、外出が少ない方では何倍もの運動量のはず。
運動量が多いと、エネルギーを使うので自然と消化が早くなってしまいます。また、栄養素を必要としますよね。そのため、普段より多く食べても、それでちょうど良いくらいなのかもしれません。
3 楽しい食べ歩き!意外と量を食べていない
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旅行中には、食べ歩きをする人も多いのでは?その土地の食べ物を買って、食べながら歩くのも楽しいですよね。ついつい色々な食べ物を買ってしまい、お腹がいっぱいになることも。
ですが、この食べ歩きスタイルでは、意外と量を食べていないことが多いのです。食べ歩きをしていると楽しさから胸がいっぱいになり、それがお腹がいっぱいという感覚に繋がるのです。意外と大量に食べているわけではないので、ダイエットが必要な程太ることがないのですね。
いかがでしたか?旅行中は様々な原因から、太りにくい状態であることが分かりました。どうせ旅行に行くのなら、思う存分楽しみたいですよね!普段はダイエットしている方も、旅行中は思いっきりおいしいものを楽しんでみてはどうでしょうか。
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