食後の仕事は辛い!なぜ食べた後に眠くなるのか?
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出典:http://www.photo-ac.com/
なぜ、食べた後にはすぐ眠くなってしまうのでしょうか。大事な用事の前についつい食べ過ぎてしまい、後悔したということはありませんか?
でも、考えてみれば、お腹がいっぱいになったからと言って眠くなるのは不思議。その原因を具体的に見てみることにしましょう!
1、満腹中枢の刺激時に、すぐ近くにある睡眠中枢まで刺激してしまうため
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お腹を満たした後、人の血糖値は上昇している状態にあります。血糖値が上昇すると、脳の視床下部にある満腹中枢が刺激されて「もうお腹がいっぱいだよ」という指令が、身体全体に行き渡ります。これが、満腹感を感じる原因なのです。
問題は、この満腹中枢が、睡眠中枢の近くにあること。血糖値が上昇して満腹中枢が刺激されると、一緒に睡眠中枢まで刺激されてしまうのです。
だから、血糖値が上がって満腹中枢が刺激されればされるほど、近くにある睡眠中枢まで一緒に刺激されて眠気が襲ってくるという仕組みになっているのです。
脳の指令というレベルで眠気が襲ってくるのですから、耐えがたいほどの眠気に勝てないのはある意味、仕方がないことなのかもしれませんね。
2、高血糖状態になっているから
危ないのは、高血糖状態になっているとき。食後に異常に眠い状態になっている時は、血糖が高くなりすぎたせいで、インスリンと言うホルモンが乱れているからかもしれません。
血糖値が上昇してしまっているときは、大抵は身体がだるくなったり眠気が起こったりします。異常な程の眠気になっている状態だったら、高血糖になっているからかもしれませんね。
3、低血糖状態になっているから
食べすぎたことで、低血糖になってしまう可能性もあります。これは、一気に血糖値が上がったことで、インスリンが働きすぎてしまった状態のこと。
インスリンが働きすぎて、血液中の糖分がほとんど脂肪に変えられてしまうと、逆に必要な量の糖分がなくなってしまうのです。これは危険な状態。
低血糖状態でも身体のだるさや眠気を感じますが、異常に具合が悪くなっているときは少し危険だと思うようにしましょう。
4、消化にエネルギーを使うから
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たくさん食べると、消化のためのエネルギーを使うこととなります。たくさんのエネルギーを使うと、身体は疲れてしまいますから、休憩を要求します。これが眠くなってしまう理由。
大量に食べることで、身体が疲れてしまっているのかもしれませんね。また、身体がリラックスするほど消化は進みますから、眠くなって身体が弛緩するとさらに消化が進み、消化が進むと眠くなり……と、負のスパイラルのようになってしまっているのかもしれません。
いかがでしたか?食後に眠くなってしまう理由には、様々なものがあります。食べすぎには注意して、大事な用事の前には少なめにしたほうが良いかもしれませんね。
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